ダウンタウンセブンという番組を毎週観ています。色々な提案がなされますが、僕なら「マイナス消費税制度」を提案して、100万円をゲットします。
そもそも「マイナス消費税」とは何かというのを説明します。

1制度の概要
 現在国内の消費には一律5%の税がかけられていますが、逆に消費するごとに、消費した金額の内の何%かを、年度末に税務署などで受け取れる制度です。1年程度の期間限定で実施します。

2マイナス消費税制度のメリット
 現在の日本はデフレが進行し、直近のデータでは年率2%の経済成長などといわれていますが、国民はむしろ今後ますますの景気悪化を懸念しており、財布のひもは硬くなるばかりです。
 GDPの6割を占める一般消費の伸びが景気の先行きを決めると言われているのに、これでは益々景気は悪くなるばかりです。
 そこで、国民の消費を喚起するためにこの制度を考えだしました。つまり先だって行なわれた地域振興券の問題点を全てカバーしたのがこの制度です。
 ・使えば使うだけキックバックが大きくなるので、需要創出効果は青天井です。
 ・高額な商品はもちろん、裾野が広い低所得者層の需要も喚起されます。
 ・制度の恩恵を受けるのは個人だけではないので、企業の設備投資も進み、不良債権によって滞っているマネーの重点産業分野への動きが活発になり、日本全体の競争力の強化につながります。
 
 とにかく、国内経済主体の消費活動をまんべんなく活発にすることによって、景気が回復するというわけです。

 3マイナス消費税制度の詳細
 マイナス消費税率は0、75%とします。つまり1千万円の消費をすると7万5千円戻ってくるのです。
 本来入ってくるはずだった消費税と、払い戻し分のマイナス消費税をプラスする約15兆円になります。日本経団連の試算では、本格的な景気回復には10兆円規模の減税が必要といわれています。
 この制度によって、一時的に企業の業績は上がり、法人税の歳入が増えますので、数字的にはちょうどバランスがとれることになります。

 次に、実際の運用についてですが、今考えているのは、その場で事業者にマイナス消費税分を払い戻してもらい、事業者が年度末に税務署に請求する方法です。これだと事業者は悪用しようと思い、売り上げをかさ上げしても、その分法人税が高くなるので悪用しにくいからです。
 で、1000円以下の買い物の場合は、キックバック分が小さすぎるので、レシートをとっておき、年度末や月末などにまとめて税務署で受け取ります。
 ただ、こうすると、1000円以上の買い物の時はただ割り引きされているだけで、あまり制度の恩恵を受けているという感覚がないかもしれないのが問題点です。

みなさん、マイナス消費税はどうでしょうか?

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